勉強もしっかりできてますか? 保育士なら押さえておきたい保育情報誌7選

更新日:2018年10月9日

プロとして働く保育士は、保育に関する情報を常にインプットして現場に活かしたいですよね。しかし、多忙な日々のなかで勉強の時間を作るのも難しいところ。本から勉強しようと思っても、どれを選ぶべきか迷ってしまいます。
専門的な本から、ひとつのテーマに特化した雑誌などそれぞれ特徴は違います。そこで今回は保育士が働くうえで「これだけは押さえておきたい!」という人気の情報誌を、おすすめポイントとあわせて、7冊ご紹介します。

保育のとっておき★裏技101

「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない」「遊びに興味を持たない」など、実際に子どもと触れ合うと対処法が分からないこともたくさんありますよね。そんなときに役立つのが、「保育のとっておき★裏技101」です。タイトルの通り、101個の裏技がひとつずつイラスト付きで紹介されたボリュームのある本になっています。
表紙の「本当は教えたくない秘裏技を教えてもらいました。」というフレーズを裏切らない裏技の数々が掲載されており、なるほど!と仰天される項目ばかり。簡単な手作りの便利グッズから、製作後の飾りつけ、子どもも楽しくできる掃除技などが紹介されています。
(出版社:ひかりのくに 定価:1,296円(税込) Amazon:https://goo.gl/wLq7me

0・1・2歳児の担任になったら読む本 
育ちの理解と指導計画

保育者として有名な今井和子先生監修の本書は、0~2歳児の担任として勉強するのにおすすめの1冊です。とくにこの時期の子どもはみるみるうちに成長していくので、「今はどんな過程なのか」をしっかりと把握しておかなければなりません。
0~2歳児に多い「嚙みつく」「物を舐める」などの行動に保育士はどのように対応するべきか、具体例を交えて紹介されています。また、子どもの状態を保護者に知ってもらうための「連絡帳」の書き方・伝え方も取り上げているので、保育士として複数の観点から勉強することができます。
(出版社:小学館 定価:1,296円(税込) Amazon:https://goo.gl/YiMr3u

保育とカリキュラム

1952年から続く、ひかりのくに出版の保育月刊誌「保育とカリキュラム」。毎月発売される雑誌は、保育士にとって重要な情報源になりますよね。月刊誌は本書のほかにもいくつか出ていますが、カリキュラム(指導案)についても掲載されているのが特徴的です。
月ごとに更新される月案やカリキュラムの書き方は詳しく解説されているので、保育初心者~上級者まで参考にできる雑誌になっています。
(出版社:ひかりのくに 定価:810円(税込) 公式:https://goo.gl/DMYS8A

0~5歳児 
子どもの姿からつむぐ指導計画

2018年施行の新要領や指導計画が収録された「子どもの姿からつむぐ指導計画」。0~2歳は年間指導計画・月週案・個人指導計画、3~5歳は、年間指導計画・期案・保育マッピング・週日案がそれぞれ年齢別で紹介されています。さらに異年齢児の保育、そのほか加配計画や食事表などの計画についても取り上げられています。付属のCD-ROMには実際の計画データが収録されているのもポイント。
それぞれの計画が繋がって関連しあう仕組みが分かるようになっているので、指導計画の見直しにも向いていると言えます。子どもの成長をはじめ、指導計画について勉強したいときにおすすめの1冊です。
(出版社:ひかりのくに 定価:2,160円(税込) Amazon:https://goo.gl/tsffsn

Pripri

保育情報月刊誌のなかでもトップレベルの人気を誇る「PriPri(プリプリ)」。保育雑誌コーナーに並んでいるのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。製作・装飾のアイデアがたっぷり詰まっているのが特徴で、全ページがフルカラーになっているのも見やすいポイント。
季節毎に実践できる製作物の紹介や、子ども向けの歌なども紹介されています。そしてなんと言っても、イラストに登場するキャラクターたちが可愛いのも見どころ。「はじめの1冊」としてふさわしい、保育士たちからの信頼もあついおすすめの本です。
(出版社:世界文化社 定価:1,111円(税込) 公式:https://goo.gl/nLX3wh

Pot

遊びに特化した月刊誌と言えば、チャイルド社出版の「Pot(ポット)」でしょう。時期に合わせた遊びはもちろん、遊びに加えたいアイデアや装飾方法がたくさん紹介されています。年齢別にまとめられているので、担当する年齢に合った情報を正確に勉強できるのも嬉しいポイントです。遊びのほかにも、子どもとの関わり方など保育全般に関する情報も解説されています。
室内外問わず応用ができる遊びが詰まった1冊。月に1度更新されるので、常に新しい遊びやアイデアをインプットすることができます。「遊びが何も思いつかない!」と困ることなくアイデアを活かせるでしょう。
(出版社:チャイルド本社 定価:1,080円(税込) 公式:https://goo.gl/u6awfV

あそびと環境 0.1.2歳

学研プラス出版の月刊誌「あそびと環境 0.1.2歳」。月刊誌で0~2歳という狭い範囲をテーマにしているのは珍しいですよね。ターゲットを絞っているぶん、よりたくさんの情報が掲載されているのです。さらに保育士の勉強に必須である健康や発達など、比較的専門的な分野を多く取り上げています。
季節ごとに参考になる「あそび」や注意点なども詳しく解説されているので、とくに0~2歳児の担任になった保育士の勉強本としてはおすすめの1冊です。
(出版社:学研プラス 定価:1,080円(税込) 公式:https://goo.gl/abfy7f

おわりに

保育の勉強に役立つ情報誌を7選ご紹介しましたが、ためになりそうなものはありましたか?書店・通信販売ともにたくさんの本が発売されているので、自分が求めている情報と本の内容が一致しているか見極めることも大切です。それぞれの特徴をしっかり踏まえて、これからの保育に役立てていきましょう。